保育士の適性 − 向いてる人&向いてない人の特徴とは?

保育士の適性

「保育士になりたい!」

でも、わたしってホントに保育士に向いてるのかな?

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

保育士として働くためには、求められる適性や資質を知ることが大切です。

そこで今回は、保育士に向いてる人、向いてない人の特徴について解説します。

それでは、一緒にみていきましょう!

保育士に向いてる人の特徴

子ども好き

保育士としてもっとも大切な資質は、子ども好きであること!

好きこそものの上手なれ。好きだからこそ、仕事に対する情熱も湧いてきます。

子どもに興味を持つことができなければ、保育士としては失格です。

わたしが保育士になったのも、子どもが好きだったから。親戚の子どもと遊んでいるとき、「子ども達と遊んでるときのあなたって、本当イキイキしてるよね!」と言われたのがキッカケです。

子どもは好きだし、育児にも興味があったので保育士を目指すことにしました。

コミュニケーション能力

子供は好きだけど、大人が苦手では困るのじゃ。

保育士は、保護者や同僚と協力しながら、子どもの成長をサポートする仕事です。

親たちは、わが子が保育園で「何をして過ごしているんだろう?」「泣いていないかしら…」と不安に感じています。保育士から声をかけられ、子どもについて話してもらうのを待っているのです。

にも関わらず、送り迎えのとき、いいかげんな対応をしてしまうと、親に不信感をいだかせます。そうならないためにも、園での子どもの様子を的確に伝えるコミュニケーション能力が求められるのです。

前向きで明るい性格

子供たちの未来の可能性を信じていれば、おのずと信頼関係も築けるはず!

性格的には、前向きで明るい人が向いています。

また、子どもの心を敏感に感じとり、その気持ちをしっかりと受け止め、あたたかく包み込む包容力が必要です。

子どもたちは保育園のなかで、遊びやさまざまな活動を通して、ココロとカラダを成長させていきます。子どもは、大人によって守られ、愛され、信頼されることで、まわりの人間を愛し、信頼していきます。

もちろん、保育士だって人間。落ち込む日もあれば、体調の悪い日だってあるでしょう。

それでも、「愛してるよ」「信じてるよ」「大丈夫だよ」というメッセージを、子どもに伝えていくことが大切です。

どんなときも、太陽のような明るい笑顔で、子どもに接することを忘れないようにしましょう。

相手を思いやる心

子どもの心に寄り添うことができなければ、ホンモノの信頼関係は作れないのじゃ。

保育士には、相手を思いやる気持ちが大切です。

子ども達は、自分のキモチやカラダの状態を言葉で伝えることが苦手です。ですから保育士は、子どもの様子をみて「なぜ、泣いているんだろう」「何をしてほしいのかな」と感じ取らなければなりません。

「楽しんでいるかな?」「笑えているかな?」「寂しくないかな?」と、絶えず子どものココロに耳をすませましょう。相手の気持ちを知ることで、適切な手助けができるようになります。

優しさや明るさは、もって生まれた性格だけではありません。生きていくなかで、育まれていく力です。

普段から、相手のことを考える習慣を心がけましょう。

忍耐力があること

子どもたちは、”保育士に育てられる”といっても過言ではありません!

子どもを育てるには、忍耐力が欠かせません。

大人なら一度言えば理解できることも、子どもには何度も言い聞かせないといけない場面がでてきます。

そんなとき、大人が感情のままに接してしまったらどうなるでしょうか?

ストレスが溜まったり、大人の顔色をうかがったりするような子どもに育ってしまいます。

子どもは大人が考えている以上に、相手の気持ちを敏感にキャッチします。そして、まわりの大人の行動が、子どもの成長に多大な影響を与えます。

ひょっとすると、保育士は家族よりも長い時間、子どもと一緒に過ごすかもしれない存在です。その責任をしっかりと自覚して、保育のプロにふさわしい振る舞いを心がけましょう。

保育をするための知識やスキル

歌やピアノ、お絵描き、体操…どれかひとつ、自分が得意とする分野を持っていると心強いぞよ!

保育士として働くためには、専門的な知識やスキルが不可欠です。

保育園は、単に快適で楽しい場所ではありません。子どもが、その子らしく成長できる環境でなければいけません。

そこでの保育士の役割は、一人ひとりの成長を見守り、それぞれに合ったステージを提供すること。

さらに、保育園では、病気やケガなどのトラブルが日常茶飯事。そんなとき「子どもが好き」という想いだけでは、通用しないのが現実です。

保育のプロとして、子どもの成長に関する知識や、子どもの成長を見通す力を身につけておく必要があります。

体力があること

体力があることは、良い仕事をするための条件のひとつ!

保育士には、元気な子どもと向き合うための体力が必要です。

子どもを抱っこしたり、着替えさせたり、かけっこしたり…朝から晩まで、ずっと子どもの面倒をみます。体力のいる仕事なので、1日がおわる頃には、ぐったりと疲れてしまいます。

ただし、それは単なる疲れではなく、達成感のある疲れ。

もちろん、毎日が大変です。けれど、子どもが少しずつ成長する姿や笑顔をみていると、どんな疲れも吹き飛んでしまいます。

保育士に向いてない人の特徴

すぐに結果を求める人

保育の仕事は、すぐに結果が出ることばかりではありません。

むしろ「何度も同じことを繰り返している」「どんなに言ってもわかってくれない」など、思い通りにいかない場面のほうが多いです。

そのたびに、いちいちクヨクヨしているようでは、子供たちに良い影響をあたえることなんて出来ません。

それでも諦めず、何度も子どもに向き合うことが大切です。

たとえば、子どもが小学生になって良い結果につながるケースもあるでしょう。青年期になって、「あの時、先生がこう言ってくれたから」と記憶の1ページに残ることもあるかもしれません。

すぐに結果が出ないからといって、投げ出さないでください。かならず良い方向に進むと信じて、コツコツと根気強く取り組みましょう。

集団行動が苦手な人

保育園には、運動会や発表会、入園式、卒園式などみんなで協力しておこなう場面がたくさんあります。

そのため、「みんなでやるより、何でもひとりでやるほうがラク」というタイプは、保育の現場には向いていません。

もし職場の同僚が困っているとき、作業に追われて大変なとき、失敗して落ち込んでいるとき…率先して手を差し伸べることができますか?

保育園は「集団保育の場」。保育士同士も力を合わせ、職員みんなで”園児全員を育てていく”という意識を大切にしましょう。

これから保育士を目指す方へ

たしかに、歌が得意な先生、ピアノが上手な先生、絵画が上手い先生はステキです。

もちろん、これらが上手くできるに越したことはありません。

しかし、それ以上に大切なことがあります。それは今のうちに、あなた自身が感動や達成感を得られるような体験をいっぱいすることです。

生活経験、自然体験、旅行、読書、音楽…なんでも構いません。それらを通して養われる感受性こそが、子どもの自発性を大切にする保育につながります。

また学校の実習だけでなく、ボランティアなどで保育の現場に足を運んでみるのもオススメです。現場の裏側がよく見えてきますし、自分の保育観をつくるのにも役立ちますよ。

そして、働き先を決めるときは、園の保育理念や設立までの経緯をしっかりと調べること。各園ごと、保育に対する考え方はさまざまです。

「こんなはずじゃなかった…」と後悔することがないよう、自分の保育観とマッチした園を選ぶことが大切です。

まとめ

いかがでしかたか。今回は保育士の適性について解説しました。

ここまで読んでみて、あなたは保育の仕事に向いていたでしょうか?

ただ実際、仕事に向いてるかどうかは現場で働いてみないと分からない部分も多いです。

はじめは「不安だなぁ」「うまく働けるかしら」と思っていた人が、しばらくすると目を見張るような成長をみせることがあります。

逆に、とても楽しそうにイキイキと働いていた人が「わたしには向いていないかも…」と言い出して、仕事をやめてしまうこともあります。

仕事の適性は、仕事を続けながら、自分自身で作りあげていくモノ。はじめから向き、不向きを決めることなんて出来ません。

大切なことは、「少しでもよい保育士になりたい!」という情熱を持っているかどうか。そのための努力を惜しまない人であれば、誰もがステキな保育士になれる可能性を秘めています。

どうか夢を諦めずに頑張ってくださいね。